お知らせ

リリー・オンコロジー応援インタビュー!

掲載日: 2019/03/19

「リリー・オンコロジー・オン・キャンバス」は、がんと診断された方、そのご家族、ご友人を対象とした絵画・写真・絵手紙コンテストです。

この度、「リリー・オンコロジー・オン・キャンバス応援インタビュー」のインタビューを受けました。

Facebookページの為、こちらにコピペ致します。

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応援インタビュー「Nicotto」会長 清水 敏明さん】

絵画・写真・絵手紙で想いを綴る「リリー・オンコロジー・オン・キャンバス」。今回は、舌がんの経験者であり、頭頸部がん患者と家族の会「Nicotto(ニコット)」会長の清水 敏明さんにお話をうかがいました!

 

  • がんが見つかったのはいつですか。

2012年、45歳の時に舌がんのステージ3と診断されました。舌の1/4くらいとリンパ節を取る手術の後、放射線治療を行いました。その後、あごの骨に再発し、骨ごと切除する手術と抗がん剤治療をすることになりました。あごの再建のため、さらに6度の手術を行いました。

 

  • 不安が大きかったのではないでしょうか。

最初はがんの知識もなく漠然とした不安でしたが、再発の時は食べたり話したりに障害が残るし、生存率があまりよくないなど、はっきりとした恐怖がありました。

 

  • 活動はどのようなお気持ちで始めたのでしょうか。

Nicotto(ニコット)という名前には、「がんになってもニコッと笑顔を忘れないでいよう」という意味があります。私自身としても、がんを乗り越えるために自分を励ますような気持ちがありました。最近では、もうちょっと広く何かできることがあるのではと思い、勤めている会社で小児がん支援のレモネードスタンドを行っています。これは同僚が手伝ってくれました。

 

  • 治療中にご自身で絵を描かれたりは?

芸術センスがあればいっぱい描いたと思うけど、ドラえもんぐらいしか描けないから(笑)。日記はよく書いていました。

 

  • リリー・オンコロジー・オン・キャンバスをどう思われますか。

実は、主催する日本イーライリリーさんの工場に講演に行ったことがあるんです。工場の壁には、みなさんの作品が飾られていました。通常、患者さんに会うことのない工場の人たちは、なかなかやりがいを見出すことが難しいものです。この企画は、想いを形にしたり、見る人を元気づけることがメインではあるけれど、薬を作るために働く人々を力づけるものにもなっているのだと感じました。その意味でも、とっても素晴らしい企画だな〜と思います。

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当コンテスト のテーマは「がんと生きる、わたしの物語。」 言葉だけでは伝えきれない“想い”をアートで表現し、分かち合う“場”です。受賞作品は技術の高さではなく、“想いの表現”で選考しています。これまでの作品を、是非、ウェブサイトでご覧ください!

https://www.locj.jp