2月16日(土)、スキルス胃がんの患者会『認定NPO法人希望の会』様主催の~食べる事を考えるセミナー~に参加してまいりました。
前半は、金田病院 副委員長・外科部長の三村卓司先生の講演です。
冒頭「人を良くすると書いて食になる」のお話から始まり、個別対応の重要性や、話し合う事の重要性を具体例をあげながら説明して頂きました。
個人的には、三村先生の「医学にガイドラインは有るが、人生にガイドラインは無い」の言葉に、様々な思いが交錯しました。
講演の後は、我々患者と共に会場の皆さんと意見交換をするコーナーです。
がん種は違えど、食に関する悩みや思いは共通したものがあるなぁと、色々な方のお話しに共感しました。
その後は、嚥下食「あいーと」の試食会です。
メーカーの方から新しい商品を紹介して頂き、会場の皆さんが「本当においしい!」と笑顔で試食されていました。
なかなかこうした機会は無いので、改めて学びを深める良い機会となりました。
もうひとつ、三村先生からのお言葉です。
「治療中、色々な憂いがあると思いますが、憂いに人が寄ってくると優しさになる」
先生のお人柄がにじむ、名言ですね。
寒い冬もあとわずかです。
しっかり栄養を摂って、風邪などひかずに乗り切りましょう!